2010年02月04日

バレンタインチョコ

←描いたイメージ

←完成品。全然違うやんっ!!(怒)


今年のバレンタイン。

費用削減のため・・・ではなく、溢れんばかりの愛情表現のひとつとして、夫へ手作りチョコを進呈しようかと考えた。

「ダメダメダメ、ミナックさん。手作りのチョコって、下手したらそれが原因で愛を失う」とお思いの皆さん、わかってる、わかってるってぇ~。

手製チョコは、本当に基から作ると粘土に近い物質が出来上がり、例え既製品を溶かして型に入れてみても、どうもどこかダサくて、固まったチョコの表面にうっすら付いた指紋なんかを見つけた日にゃぁ、食欲減退だ。

そんな失敗は、10代の頃すでに経験済みな私は、賢くなっている。

そこでチャレンジしたのが、カップケーキ。しかもバレンタイン仕様☆

個人的見解ながらワタクシ、日本には間もなくカップケーキ旋風が起こると踏んでいる。

高校留学時にお世話になった家庭の、2歳年下の妹の友達、Carrie(キャリー)ちゃんが始めた、カップケーキ包装紙のビジネス。彼女のブログを日々読みながら、「うーむ。こういう流れが間もなく日本にもやって来るな」と、心の中で思っている。

そこで、流行をいち早く取り入れるため、チョコレートカップケーキでも作り、わが夫へ贈ろうと考えて、ひとまず試作品を作ってみた。

しかしこの菓子作り、かなり性格が出ると私は思う。菓子ほど、分量や製作の工程に正確さを求められるものはないような気がするし、私はどうも料理には(にも?)アバウトだ。

「えっ?小麦粉はふるいにかけなくていいの?もうやってしまったよ~」

「えっ?卵は常温に戻しておく?そんなん知らんかったし。いいや、冷蔵庫から取り出したものを直接使おう」

「うーん。何か入れよう。そうそう、クルミとドライフルーツなんかいいんじゃない?」

「あっ。ベーキングパウダーは5gと書かれてあるのに、6g入れてしまった。ま、いっか」

そんな感じで作ったものが、いかにまずそうに見え、自分がいかに料理に才能のない無能主婦かをまざまざと見せつけられたような気がする。

・・・

やっぱり凡人にとり、チョコは買うものであって、作るものではないことを教えられた、立春だ。


■「Bella Cupcake Couture」のオーナー、Carrieちゃんのブログ
http://bellacupcakecouture.blogspot.com/

■「Bella Cupcake Couture」のWEBサイト
http://www.bellacupcakecouture.com/  

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2010年02月01日

塩こん部長




名古屋在住の大阪人から、株式会社くらこんの、塩こんぶをもらった。

「ひゃっ!なにこれ?」

そう訝しげに包みを見る私に、「えっ?知らないのですか?大阪を代表するメーカーですよ」と、彼女の目は嬉しそうにイヒヒ状態になっている。

私たち、名古屋に来て知り合った訳ではなく、元々職場で出会った仲である。関西での住まいや仕事、行動範囲もそれほど違いわないはずなのに、やっぱり世間はまだまだ広い。知らないものがこの世には沢山あるのだと実感した。

「キャベツを電子レンジで2分程度チンして柔らかくした後、とろけるチーズとこの塩こんぶを載せてさらにチンすれば、一品出来上がり~。お酒のつまみに最適ですよ」

教えてもらったレシピに従い作ってみると、確かにイケル。かなりイケル。

ふーむと唸った後、私がもらった商品「減塩 塩こんぶ "化学調味料無添加”~塩こん部長は成功した!! 塩分40%カット(当社塩こんぶ比)」を探すべく、その会社のホームページをのぞいてみた。

すると、そこは「遊んでいる」もしくは「ふざけている」としか思えないような内容が盛りだくさんで、笑いが止まらない。

いや~、やっぱりこういう遊び心を持ちつつ真剣に仕事をするのが、成功の秘訣ですなぁ・・・と、頷きながら商品の入手場所をチェックすると、イトーヨーカ堂、イオン、ダイエー、ユニーなど結構沢山ある。

今度、是非ともスーパーでチェックしよう。

ちなみに。

サイト内にある、「昆辞典」には、今をときめく「昆活(コンカツ)」なぞが載っていて、これもまた笑けるわん。


■株式会社 くらこん
http://www.kurakon.jp/index.html

■塩こん部長専用サイト
http://shiokombu.com/  

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2010年01月27日

jump and sew



謎の腰痛疑惑が解明できたのはいいが、予定がかなり狂った。

今週は、料理教室、エステ、友人宅への訪問、そして我が家をリノベーションしてくれた会社が最近手がけたドーナツ屋さんが開店するのに先駆けた、プレ・オープンパーティーに誘ってもらっていたが、それらを全てキャンセルした。

この中でも、ドーナツ屋さんのプレ・オープンパーティは随分前から楽しみにしていて、先日はその店舗の前を通ると、リノベーション会社の社長や社員さんが打ち合わせをしていたので、手を振って挨拶し、ますます期待感が募っていただけに、本当に残念だ。

でも、どれかひとつだけに出るという中途半端なことをすれば、体もきっと中途半端な治り方しかしないだろうと、泣く泣くオールキャンセルを。

そんな訳で、私は家の中で出来る事に勤しんでいる訳だが、これはこれで楽しい。

元来、絵を描いたりものを書いたり、読書したりするのが好きな性格だということは、ひとりでゴソゴソやるのは全く苦痛ではなく、むしろそれに没頭しすぎて他人とのコミュニケーションがおろそかになりがちな位なのだ。

今日から私が熱中していること。

それは、前々から「やろうやろう」と思っていた、古着を使ったお裁縫。

夫が社会人になった頃に購入し、もうさすがに着られなくなったパーカーを眺めていたら、それをハサミでジョキジョキ切って、ランチョンマットにすることを思いついた。

端っこは糸でかがり、それもアクセントにする。いや~、やっぱり元・手芸部(小学生の頃に入っていたクラブだけど)だけあって、こういうチマチマしたことが、私はホント好きなのだ。ほとんどオタクである。

さらに、病院でもらった薬をきっちり飲み、水分もしっかりとり、例のジャンプも忘れない。今日はもう、400回くらいジャンプした。人が見たら、絶対笑える光景だと思う。

鬼のように働ける性分だ。病気を治すために、真面目にそれへ取り組めるのも、たぶん私の長所だと信じて、今日はあと200回はジャンプして、そして縫い物を続けよう。

jump, jump, jump !! 

and

sew, sew, sew !!  

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2009年12月12日

紫花豆




紫花豆(むらさきはなまめ)って、ご存知かしらん。

主に東北地方や北海道などの寒冷地で作られているインゲン豆の一種で、これがまた「美味しいのだわ」。(←名古屋弁。とうとうマスター)

食物繊維に富んでいて、鉄分もたっぷり。甘く煮ても美味しいし、煮物へいれたり、お米と一緒に炊いてもよし。柔らかくなると、ジャガイモのようなホクホク感があり、歯でほわほわ~と崩すと、口の中に柔らかい風味が広がる。

さて、このお豆さん。(豆やら飴に、「お」やら「ちゃん」をつけるのは、関西弁の特徴)

名古屋のミッドランドスクウェアの中にある、東京は町田発の乾物屋さん、富澤商店で見付けたが、「えええ~!!」と、絶句するほど高かった。ちなみに今、そこのオンラインショップで価格を調べたら、500g が、1,850円もする。北海道や東北で作られているものが東京を経由して東海地方にまでやって来ると、輸送費がかなりオンされるのか?

「うーん」

と思いつつも、その美味しさを知っている私は、その豆に手を出した。高級スーパーになどにある輸入品で、馬鹿に高い加工品などにはあまり手を出さないが、こういうものは買ってしまう「エセ健康志向」なところが私にも一応ある。

その後、その値段の高さを東北在住の人に愚痴ると、現地で調達をした紫花豆を、沢山送ってくれた。もちろんこちらも輸送費はかかっているが、他に入用もあったので、その荷物の中に足してくれたのだ。さらに、白花いんげん豆まで入っていた。こちらも、北海道などの寒冷地が原産地のはずだ。

嬉しい・・・。

そして今日、実家の母から連絡があった。

田舎に住む伯父が、夫婦でせっせと自分たちが食べる分だけ作っている、湧き水で育てた無農薬のお米が届いたから、こちらへ送ってくれるそうだ。

これも、嬉しい・・・。

もちろんお金さえ出せば、名古屋でもそういう米は買える。ただ、伯父が自分たちの食い扶持用に作っているものを親戚にわけてくれると言い、そこから「送ることを連絡し合う」というコミュニケーションが発生し、それが親戚の仲をより円滑にするという目的もある。

という感じで、私は結構体に良いものを口にしているような気がしてきた。

うっしっし。今日の晩御飯は、送ってもらった紫花豆を使った煮物で、主食の米は、前回伯父から送ってもらった、湧き水仕込みの無農薬ものでっせ~~。ええやろ~。(笑)

えっ?それだけかって?

えっ?

えっ?


紫花豆とは?

■富澤商店
http://www.tomizawa.co.jp/  

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2009年12月05日

ぶり大根

   

先日、友達から大根を一本もらった。

実家の畑で採れたものだと言う。まだ土がついていて、みるからに美味しそう。

ところが私たちは2人暮らしなので、大根を一本丸々買うことはまれだ。割高なのはわかっているが、食べきれないため、いつも、1/3程度にカットしたものを買っている。

「どうやって消費しよう?」

まず、鍋料理をした時、ポン酢の中へおろした大根を入れてみた。沢山使いたかったので、ポン酢よりも大根が多いくらいに使ってみた。

それでも、まだ沢山残っている。

「うーん」

そう思っていたら、テレビで栗原はるみさんが、「ぶり大根」のレシピを紹介していた。作ったものを食べた人たち全員が「むむむ。美味しい!!」と絶賛していたので、私はポンっと膝を打った。

「そうだ!ぶり大根にしよう」

早速、スーパーでぶりを手に入れる。

魚売り場には、天然のぶりと養殖のぶりが並んでいる。ふたつを見比べると、どう考えても天然のぶりの方が肉が引き締まり、色艶も良い。まさに、体育会系の体つきだ。

ところが、養殖ものはと言えば・・・。

頭でっかちに、理論ばかりを展開している人のごとく、肉付きはちょっとブヨブヨで、色白だ。筋肉というよりは、脂肪がたくさんついている感じで、運動不足が否めない。

ちなみに値段は、天然ものが倍もする。

「うーん。うーん」

私はぶりの前で行ったり来たりを繰り返し、頭の中ではチャリチャリと金勘定をした。

そして、結局私の手に握られたものは・・・

うっしっし。それは内緒。

それにしても、栗原さんのレシピで作った「ぶり大根」は、スタジオ中の人が絶賛する通り、本当に美味でございました。きっと、天然でも養殖でも、どちらもそれなりに美味しくできるのだろう。

・・・

という事は、私が手にしたものは、よっ・・・?


■栗原はるみさんの「ぶり大根」レシピ
http://www.ntv.co.jp/sukkiri/contents/kitchen/2009/1203/kitchen.html  

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2009年12月01日

食育




月に一度、料理を習いに行っている。

先生の自宅キッチンの横に「教室用キッチンと、料理したものを食べられる空間」が備え付けられてある、もう20年も続いているという教室だ。

そしてこの20年間、生徒数は着実に増えているのだと言う。

確かに、説明はわかり易いし、何と言っても先生のお人柄が良い。どんなタイプの生徒も受け入れ、相手に合わせて会話の中身を微妙に変化させていらっしゃるのが良くわかる。

要は、生徒の私が言うのもなんだが、コミュニケーション能力がとても高い方なのだ。

先月、そこで私は面白い話を聞いた。

「最近、キッズ料理教室の人数が増えているのよ」

へ~。子どもに料理を習わせるのですか?小学校高学年くらい?と聞けば、意外や意外。3~6歳程度の、幼稚園に通うか通わないかくらいの年齢の子どもも、多いと言う。

私は疑問を覚えて聞いた。

「例えば、英会話を習わせるというのであれば、中学へ行ってから困らないようにとか、外国人と将来、意思疎通をできるようになって欲しいからとか、ある程度、親の希望は見えるのですが、料理をそんな小さな頃から習わせるのは、それは何故?」

先生の答えによると、それは「食育」なのだと言う。

「食育」とは、英語で"education of appetite"、"education of eating"もしくは、"dietary education "と表現するようだ。

またその内容は、「「食べる」という面からの「食事」や「食材」のことだけでなく、食物をバランスよく食べるためのさまざまな知識を身につけること、食品の選び方を学ぶこと、また食堂(ダイニングルーム)、食卓、食器、食具などの食事の環境、そしてそれらを計画すること等といった「食の周辺」のことや食文化をはぐくみ伝えていくこと」らしい。(Yahoo辞典より)

小さな頃から自分で料理をしてみることで、食べ物に対する偏見をなくし、さらに毎日作ってもらう食事は、どれだけ時間と労力がかかっているのかという有り難味を、親は子どもの体に刻み込ませようとしているらしい。

中には、「自分が病気になった時、子どもが代わりに料理できるように・・・」との思いを抱く母や、「今時の男子たるや料理できて当然」と、案外男の子の親の方が熱心だったりするそうだ。

寝込んだ時、夫には頼れないと思う妻の諦めからなのか、ビストロSMAPを発端とする、「料理できる男子は格好いい」という風潮からなのか?と、色々考えた。

そう言えば、小学校高学年の頃、授業参観日にやって来た後ろに並ぶ親たちに向かい、先生が質問を投げかけた。

「日々の暮らしで、どんな事にお困りですか?」

その問に指名された私の母は、「自分が病気になった時、家の中に誰も料理できる人がいない事です」と、答えていた。

確かに、わが父は、インスタントラーメンさえも作れない。レベルは、猫の花と同じである。忙しくて「手」を借りたいのに、使えない「手」を持っているという意味だ。

今の時代を母が、子育てをする30~40代の女性として生きていたら、きっと私も兄も、キッズ料理教室へと送られていたことだろう。

さらに、何故、親が子どもに料理を教えるのではなく、教室へ送られるかと言うと、それは「親が教えると、どうしても喧嘩になる」からだとか。

物凄く、納得!(笑)

最後に、キッズとは反対に、「今更誰にも言えない料理教室」というものもあり、これは30~40代で、殆ど包丁を手にした事がない女性も、世間には案外多くて、このクラスも盛況なのだそうだ。

うーん。これも物凄く、納得!(笑)  

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2009年04月16日

ナルホド料理教室

わが家の計量器は無印製


名古屋市内でリフォームやリノベーションを手がける、アネストワンの一日カフェをきっかけに、昨夜、とうとう料理教室の門をくぐった。

ご自宅を使って、もう20年も続けている教室だそうで、豪邸のお勝手口からレッスンのために作られたキッチンへ直接入れるようになっている。その一部を、リフォームしたのが、アネストワンだとの説明だった。ナルホド~

機能的に作られた中にも、「自宅」というアットホーム感がある。大手の料理教室のようなだだっ広い教室に巨大なシンクが据え付けられてあり、遠すぎて先生が黒板に何を書かれているのか良く読めない・・・という問題もなし。(一応、過去にそのような教室へ半年通ったことがある)

自宅教室のメリットは、こういうところにあったのねぇ・・・と、少々開眼を。

参加していたメンバーは、アネストワンの社員とその他3名。全員ほぼ同年代±という感じで、大きな開きはない。

本日作るのは、アジア系料理3種との説明を受けた後、レシピが書かれた紙に目を通した。

「ナムル4種のビビンバ」(牛肉のコチュジャン炒め、ほうれん草のナムル、大根と人参のナムル、もやしのナムル)に、長期保存可能な「塩豚」。さらにその塩豚を茹でる時に出た茹で汁を使って作る、「サッパリとろみスープ」。

ところで。

レッスン途中で私が一番膝を打ったもの。それは調味料の計量方法だった。

普通は、計量器の上に小皿やボウルを置き、その時点でデジタル表示を「ゼロ」にしてから、例えば10g必要であれば10gの目盛りになるまで調味料を盛っていく。

ところが先生は、計量器の上に調味料のボトルを置き、その時点で表示をゼロにする。そして、そこから「-10g」になるまで、その調味料をスプーンを使って抜き取られた。さらに荒技は、計量器に置いたボトルから直接、目分量で調味料を鍋に入れ、その都度計量器にボトルを戻し、-10gの数値からはみ出さぬよう、中身を抜き取っていく。こうすれば、計量だけに使う小皿を、荒技を使えばスプーンさえも使う必要がなく、洗い物が減るとの説明。

「面倒くさくなると、料理ってもう出来ないでしょ~?だから、その労力を最小限にしているわけ」と、先生はニッコリ笑った。

素晴らしすぎる。これが、私にはなかなか出来ない「合理化」だ。合理化できないから、時にキッチンに立つのが億劫で、体調がおもわしくない日など、ブルーになる。

「ナルホドね、こうやれば小皿1枚節約だ。小皿1枚をあなどるなかれっちゅうことや。ナルホドね、ナルホドね」

あんたはナルホドしか言えないのか~と、良く会社の先輩に突っ込まれていたけれど、私は「ナルホドごと」が大好きだ。

もちろん出来上がったビビンバも、塩豚もスープも美味しく、美大出身の美人さんと、過去に通ったデッサン教室の話なんかをしつつ、大人な夜は過ぎていくのであった。

次は、パスタだって~。ワクワク。

・・・

ちなみに先生は、菓子、パン、家庭料理など何でも教えるそうだが、そういう専門の大学を卒業されただけではなく、教えるために、今も料理を習いに行かれているらしい。先生も常に勉強し続ける訳ね・・・と、やっぱり私は「ナルホド」と、うなずかずにはいられない。

■アネストワンのHPはコチラです
http://www.anestone.com/index.html  

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2009年03月16日

ジュース・ミキサー



お正月に夫の実家で、とても美味しい餅を食べた。

焼いた餅の上に胡桃のタレがかけてあり、食感と言い、甘さと言い、超・私好み。

私があんまり「美味しい、美味しい」と連発したからだろう。その後、何かの荷物と一緒に、宅急便で胡桃が一瓶届いた。レシピはちゃっかり教わっていたので、瓶を冷蔵庫に仕舞いながら、私はまたあの超・ウマダレを味わえるのかと想像すると、「くくく」と、独り冷蔵庫の前でほくそ笑んだ。

しかしそう言えば、あのタレを作るには、「ジュース・ミキサー」が必要だ。

「わが家にはミキサーがないしな~。あ~、胡桃を砕く事が出来ないな~。あ~、せっかくお義母さんが送ってきてくれたのにな~。あぁ、残念やな~。はぁ・・・」

自分はいかにジュース・ミキサーを必要としているかを大げさに猿芝居をしながらため息をつくと、もっと大きなため息をつきながら、彼は言った。

「ジュース・ミキサー、買えば?」

そこで、私は無印良品やヤマダ電機やらを見てまわったが、イマイチぴんと来るものがない。そこまで大げさなものが欲しい訳でなく、ちょっと小ぶりでリーズナブルなもので良い。

そう思っていたら、偶然通りかかったJoshin電気で、テスコム製のとっても可愛いデザインのジュース・ミキサーを見つけた。

常にシンプルデザインな電気製品を提供する、無印製のものより綺麗で、かつ、Joshin電気で隣に陳列してあった、Panasonic製より値段は約1/3の1,980円と安く、それなのに、デザインは上回っている。機能は劣るが、私はミキシングが出来ればそれで良い。

「ワォ!!これにしようか?」

そう思ったが、その時は突然だったので、とりあえず見送った。

すると、その翌日の新聞折込広告にケーズ電気が、「テスコム製ジュース・ミキサー、先着100名様に限り、1,880円!」と載せているではないか。Joshin電気で見かけたものと、全く同じ製品だ。

あぁ、神様、感謝いたします。

世の中の人が、いくら1,880円だろうと、たちまちジュース・ミキサーを買いに店へ押しかけ、列を成すとは思えない。そこで私たちは、Joshin電気で見かけた時に衝動買いをせず見送った自分たちが、いかに賢い消費者であったかを手を取り合って喜び、100円を節約できた幸せを噛みしめた。

予想通り、世の中の人は今、たちまちジュース・ミキサーを必要としていないので、私たちは読みどおり、別に急がずならばず、無事1,880円のジュース・ミキサーを手に入れた。

早速胡桃ダレを作った私は、「次は、バナナジュースでも作ろっかな~」そう得意になって、また冷蔵庫の前でほくそ笑んだ。

ところが。

翌々週の新聞折込広告に、その同じケーズ電気が「テスコム製、ジュース・ミキサー、先着100名様に限り、980円!」と、先日よりも更にデカデカと掲載したのだ。

それを目にした時の私たちの落胆ぶりと、怒りようは想像に難くないであろう。

結局、世の中の人が今、たちまちジュース・ミキサーを必要としていないという読みは当たってはいたが、想像よりもさらに必要とされず、たったの2週間で、900円も価格が下落したのである。サブプライムローン問題で揺れた、ニューヨークの株式市場もビックリの下がりようである。やはり、電気製品安売りを手がけ続けているその道のプロに、ど素人の私たちが敵うはずもなく、「私は賢い消費者である」と思い込んでいる人ほど、実は損をしている可能性が高い事を、1,880円-980円=900円で、学んだ。

この勉強代が高かったのか、安かったのかは、何度考えてもとんと見当がつかぬ私である。(=『我輩は猫である』風)

■テスコムのジュース・ミキサー
http://www.tescom-japan.co.jp/products/kitchen/juice_mixer/tm814.html  

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2009年03月11日

カレーライス



先日、大阪の実家へ戻っている間、学生時代の友が遊びに来てくれた。

彼女とは高校生の時、同じプログラムでアメリカへ留学をしていたよしみで、大学入学前から知った仲。さらに入学してみると同じ学部の同じ学科の、さらに同じクラスだったため、その後も引き続き仲良くした。

一緒に百貨店のお弁当フェアでアルバイトをして、イカめしや、かに弁当を売りさばいたり、そうそう卒業旅行という名目で、連れ立ってイタリアへも行った。

さらに、試験の前になると必ず私の家で「勉強合宿」と称する、一週間程度の泊り込み勉強会を開催した。

私たちが所属した学科は非常に厳しく、噂では1割位が留年をしていた。試験量も多い上、変わったプロフェッサーもいて、とにかくいかにも学者肌といった感じの人の試験は、とても一夜漬けでは乗り越えられない。「大学入ったら普通は遊ぶんちゃうのん?」と、ブツブツ言いながら、1人で勉強するとすぐに気が散るので、合宿体制を敷き、互いに監視し合いながら勉学に勤しんだのだ。

「あぁ、眠い」と顔を上げると、友はカリカリ勉強している。

仕方なくまた教科書に目を落として、暗い気持ちで勉強する。

ところが、時々同時に顔を上げる時があり、そうすると、「ちょっとだけ散歩行かへん?」とか言いながら、車に乗って近くのコンビニへ繰り出した。

さらに、「一週間も合宿するののに、タダでは悪いから」と言い、友は土産の菓子などに加え、必ず米を用意して来てくれた。

「戦時中の疎開かい!」と、突っ込みを入れながら、有り難くその米を炊いて、晩御飯として食したりしていた当時。

その彼女が久々にやって来るのである。学生時代何度も合宿をしたせいか、母も、彼女をよく覚えている。

という訳で、私はお昼ご飯にカレーを用意する事にした。

「色々試してみたけれど、ゴールデンカレーが一番美味しい」と、母が言うので、わざわざカレーのルーだけを買いに車でスーパーまで走り、準備したカレー。

約束した時間を少し過ぎた頃、無事友もやって来て、さぁ、ご飯を食べましょうという段になり、母が言った。

「あれ?お米、炊いた?」

・・・

カレーを作るのに必死だった私は、すっかりその事を忘れていた。しかも、親の家の炊飯器はひと昔前のもので、「早炊き」機能がついていないため、至急炊く事も出来ず。

仕方がなかろう。じたばたするな、母よ。

私は自分が忘れたくせに、妙に落ち着いた調子で、友へ話しかけた。

「今日は、カレーにつきものの、ナンを用意いたしました」

何の事はない。ただの食パンだ。

「こやつ、学生時代よりさらにボケたな」

そうつぶやく友の心中は察したが、私はさらに上を行く。

「やっぱり、あの頃みたいに、お米持参で来てもらわなアカンかったみたい」

絶句している母と友の顔をよそに、私はちぎったナン(=食パン)にカレーをつけ、すました顔して、それを口の中へ放り込んだ。  

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2009年01月22日

洗濯物



わが家の洗濯機は、乾燥機一体型というやつで、洗濯から乾燥まで連続でやってくれるという、15年ほど前から日本でも普及し出したタイプだ。

ちなみに、この乾燥機一体型洗濯機。それまでヨーロッパ製の何十万もするものしかなかったところへ、シャープが国産第一号を作り、市場へ送り出した。そして、その第一号を、当時実家に住んでいた私は、「洗濯物は外で干すのが当たり前」という母を説得し、購入にこぎつけた。

ところで、数年前に、日経エレクトロニクスを読んでいると、「乾燥機一体型洗濯機の国産第一号は、松下電器製」と書かれてあったので、「それは違いますよ」と、日経へメールを書いたら、「だって、松下の担当者からそのように言われた」との回答で、何と言う無責任な記者なのだ!調べもせずに...と、憤った経験がある。(笑)

マスコミの出す情報も、ましてや個人のブログなんか、話半分で読まなければいけないと、その時感じた。(もちろん、私のブログも、その程度でさらっと読まれる事を、オススメします☆)

話は洗濯機に戻って。

高齢化していく母の家事労働を軽減でき、雨が続く梅雨の時期でも洗濯物が乾く、しかもボタンひとつで!という便利さを謳歌した私は、その後独りで暮らし始める時、自ら一体型を購入し、それを今でも使っている。

会社員時代は、ベランダに洗濯物を干してはいけないマンションに住んでいたので、ほぼ100%の割合で、洗濯機の中で洗濯ものを乾かしていた。

仕上がりは、乾燥機反対派が想像する出来上がりに反し、ホカホカかつ、ふっくら。

そして、その後外で干せる場所へ引越しをして、「たまには太陽の下で」と、ベランダに干し始めた頃、奇妙な事に気付いた。

干すもの干すもの、全てがゴワゴワになるのだ。

「脱水をしすぎているのかしらん?」そう思って回数を少なくしても同じ事。面倒で何が悪いのか解明しないまま使い続け、そしてたどり着いた結論!

きっと、わが家のタオルは、いわば形状記憶をしたような状態になっていて、機械の中で「洗濯→乾燥」が行われるハズと、一連の回路を読み込み過ぎ、それ以外は受け付けない状態になってしまったのに違いない。さすが、私の洗濯物。頑固者だわ~と、面白がりつつ、そろそろ新しい洗濯機を買う時期が来たのかなぁ...?と、貯金通帳の残高を眺める今日この頃なのでアリマス。  

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2009年01月08日

ゴミ分別



名古屋市は、日本の中でもいち早くゴミ分別に取り組んだ自治体らしく、すでにみんな当たり前のように、台所に沢山ゴミ箱を置いて、せっせと分別している。

私が以前暮らした大阪府内の某市でも、ゴミの分別が細かかった事に加え、勤務していた会社ではすごい数の分別に取り組んでいた為、どれが「廃プラ」で、どれが「可燃」で、どれが金属で「不燃」かなど、ちゃんと把握している。

ペットボトルについている商品名が印刷されたフィルムははがして、「廃プラ」行きなんて、お茶の子さいさい。「そんなん、ジョーシキやでぇ~」と、今だ把握してない夫に注意する。

ところが、当初どうにも慣れなかったのが、ゴミ袋の色。

どこのスーパーでも売られている名古屋市指定のゴミ袋を購入し、そこに入れて出さなければならないが、この袋の色、もっと考えればいいのになぁと、実は思っている。

「可燃ゴミ」が赤色。これはわかる。「燃やせるから赤色ね」で、イメージしやすい。ところが、「不燃ゴミ」が緑色で、「資源ゴミ」が青色なんて、おかしくない?「資源につながる色は、やっぱり緑でしょう~。何で、逆にしなかったのだろう?」

何度か間違えて、朝、近くのゴミ捨て場まで持って行った後、みんなと違う色の袋に入れている事に気付いて、慌てて取替えに戻った事もある。

色から連想できるイメージって世の中にちゃんと存在するのだから、そういう配慮もして欲しかったなぁ...と、もの覚えが悪い自分を棚に上げ文句を言いつつも、この頃はようやくスムーズなゴミ捨てをしている私。

私もやっと、名古屋市民として馴染んできた証拠かしらん?

...

でもやっぱり、「不燃」は「青」で、「資源」が「緑」やで~、名古屋市さん。


■名古屋市のゴミ分別
http://www.city.nagoya.jp/kurashi/gomishigen/  

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